とある大学に捨てられた猫たちと、そんな猫たちを見守る日記 ~猫と医学と~命を尊ぶ

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2006-08-23-Wed-01:39
事件さよなら、スズ...




姉貴んちのスズが、今朝、亡くなった。

10年近く前、スズは大学に捨てられた。鈴のついた赤い首輪をはめたまま。K寮の前を小走りに駆け寄ってくる姿を今も覚えている。

そのころは、避妊手術後、獣医さんが預かってくれなかったので、自宅や姉貴の家に傷が癒えるまで静養させてからリリースしていた。スズは姉貴んちに預かって貰った2番目の猫だ。最初のシルバータビーは、凄く可愛い猫で、姉貴もここにいてもいいよ、と言ってくれたけれど、どうやら家の中が気に入らないらしく、仕方なくリリースした。その直後に預けたスズは、まるでここが私の家よ、と言わんばかりにすぐに馴れ、そのまま姉貴んちの猫になった。

その後、姪っ子が骨折して木に引っかかってたクロベエを保護し、甥っ子が道の真ん中で行き倒れになっていた小夏を保護した。

今年になって、よく咳をすると獣医さんにも行ったけれど、喘息かアレルギーだと言われていた。食欲もあったし、それよりも腎不全で点滴通いのクロベエの容態の方が深刻だと思われた。しかし...

2週間前、いったんはステロイドで持ち直したスズだったけれど、パタリとご飯を食べることをやめた。息づかいも荒い。スズはFIV陽性だし、年だから仕方ないね、そう言ってたけれど。

それでも心配で診察時間の過ぎた獣医さんへ走った。肺炎から膿胸を併発していた。酸素を取り込む場所もない、よくこれで息ができるな、とも。

ともかく、抗生剤と点滴の日々が始まった。身体はやせ細り、日がな一日寝ていたスズ。

それでも、ここ数日、好物のカニかまを食べたりしていたのだが...

一生懸命に看病してくれた姪っ子に看取られて、スズは旅立った。最後の瞬間は、苦しそうで見ていられなかったよ、と泣きじゃくる姪っ子。思わず、ネネを思い出し、泣いた。

そう、苦しまないで死ぬことなんて、できないんだよ。
誰もが避けて通れない死だけれど、楽そうに死んでいくなんて、ウソ八百。
しっかりと受け止めて。
スズも、そしてネネも、力の限り生きて、そして死んでいったの。
自分の死をしっかりと見つめながら。

ネネにも言ったけれど、スズ、もう生まれ変わってくるな。

生まれ変わって、また出会えたらいいけれど、また、助けてあげられたらいいけれど。

出会えなくて、辛い野良生活をするくらいなら、ずっとそこで留まって、私たちが逝くまで待っていて。


スズの写真を探していたら、たくさん、ネネの写真、茶々の写真が....
春までは、あんなに元気だったのに、ネネ...
貴方がいなくて、本当に寂しいよ...

I miss you so much......
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Comment

2006-08-25-Fri-00:30

スズちゃん亡くなったんですね。
大学で、大きな缶詰をたった3口くらいで平らげて、さっさとどこかへ行ってしまった、スズのついた古い首輪をした子、これが私の知ってるスズちゃんです。お姉さんのお宅の子になってから、ゆっくりご飯も食べられるようになって、みんなに可愛がられて、幸せだったのね。
スズちゃんも、しっかり天寿を全うできて喜んでるね、きっと。

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大学で最後に生まれた茶々は、1年間限定の命の蝋燭を燃やし尽くして、旅立ちました。でも、小さな命の悲鳴は、続きます.....

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