とある大学に捨てられた猫たちと、そんな猫たちを見守る日記 ~猫と医学と~命を尊ぶ

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2006-05-23-Tue-02:19
うちの猫たちありがとう~さようなら



ネネ、そばにいてくれて、ありがとう
貴方のことは、忘れない


何から書けばいいのか...

ネネが亡くなって1週間が過ぎました。とても長い1週間。ネネのいない部屋は、とても静かで、こうしてパソに向かっていても、遊んでくれ~、撫でてくれ~と駄々をこねる声も聞こえません。

たくさんの励ましとネネへの暖かい言葉をありがとうございました。ちっぽけで、気だけは強い1匹の野良猫だったネネが、これだけたくさんの方の心に焼き付いたことは、誇らしい限りです。ネネは懸命に生き抜いた。輝いて、ピッカピカに輝いて命を駆け抜けました。

思い返せば、このままずっと幸せに暮らせるんだと錯覚していました。FIVとFLVのダブルキャリアがどれほどリスクが高いか、知っていたのに。いつも覚悟をしていたはずなのに、その現実がどれほど辛いものだったか。

やっと春がきた4月、それまでのようにステロイドが効かなくて涎が止まりませんでした。それに、嗜好が変わって、ドライフードもシーバに、缶詰は食べなくて焼きカツオに、と。その時点で嫌な予感はありました。どういうわけか、具合が悪くなると、味の濃いものを欲しがったのです。

あまりの涎に獣医さんに行くと、下の犬歯の歯根が感染していると言われ、「よっしゃ、抗生剤か悪くしても手術で治る」と喜んだのでした。しかし、抗生剤を投与しても一向によくならない。そのうちご飯も食べなくなり、元気だけはあったものの、不安にかられ、獣医さんへ。40.9度の熱はあったものの、レントゲンも異常なく、貧血もなし。鼻水が出ていたので、ヘルペスかカリシが再燃したのでは、との診断でした。インターフェロンを打って貰い、皮下点滴をしてもらって帰宅。

ヘルペスやカリシならなんとかなる、がんばれる、と思っていました。

しかし...

5月14日、昼、トイレに行こうとしたネネが倒れた。瞳孔は散大し、呼吸は早く荒い。あきらかにショック状態でした。おろおろして思わず手に取った携帯でぺぺさんに連絡。アケッチさんが駆けつけてくれて、獣医さんに運びました。

たった1日なのに、肺にはあきらかに肺炎の影が....体温も33度しかありませんでした。カットダウンし点滴に繋いで貰いましたが、どうしても家で見てやりたいとの願いを聞いてもらい、この手に抱いて帰宅。

しばらくは疲れたのか、それとも点滴が効いたのか、ベッドの上でぐっすりと寝ていたネネ。保温のため、ケージを用意してお気に入りのキューブベッドで寝かせました。

しかし...

何度も何度も苦しそうに呼んでは、出してくれと言うのです。そう、ベッドの下に行ってしまうネネ。茶々もそうだったね。冷たくて暗いところに行ってしまうのです。だめだよ、ネネ、そんな所に行っては、私の手が届かないよ...

ネネには悪いと思いましたが、肺炎なら乗り越えられるかも、と奇跡を願い、ケージにもどしました。

明け方、どこからそんな力があるのかと思うほど、ケージをガリガリし、悲壮な声を出しました。

どうしたの、ネネ、苦しいね、辛いね,,,,

抱き上げた途端、大きくのけぞり、深く息を一つして....

ネネは旅立ちました。約束したとおり、私の腕の中で。

ごめんね、ネネ。中庭で暮らしていた時、何があってもネネを守ってあげるよ、と約束したのに。苦しみから守ってあげられなかったね。許してね。

ネネはとても綺麗でした。初めて口の周りの汚れも取ってやれました。どう?美人でしょ?差し込む朝日の中で、輝いていました。

そして、久しぶりの快晴の空に、ネネは帰っていきました。残されたものは、本当に寂しいものです。こうして日記を書いていても、じゃまをする、貴方はもういない。まだまだ、これからも寂しい日が続くけれど、お嬢はもう、貴方がいないことを確かめて、ベッドで寝ているよ。べーちゃんは、貴方の猫タワーで爪研ぎするようになったよ....

もう帰って来ちゃだめだよ、この世には。猫であれ、人間であれ。生まれ変わってきちゃ、だめだ。辛いことが多すぎるし、残酷な世の中だもの。

ネネ、本当にありがとう。楽しい日々を、ありがとう。絶対に忘れない。

そして、さよなら.....


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Comment

2006-05-23-Tue-10:10

ネネちゃん、眠っているようですね。
とても綺麗です。

ネネちゃんははなちん先生と出逢ってより輝いたように感じます。
愛の力って凄いなと感じます。
愛する人に見守られながら旅立てる子は幸せですよね。

ネネちゃん、お休み・・・
いつかそちらで会いましょうね!

2006-05-23-Tue-15:05

ネネちゃん、本当にはなちんママが大好きだったのよね。
かわいい顔だこと。泣けてきて、泣けてきてしょうがない。
ママの腕の中で安心して逝きたかったのでしょうか?

辛かったね。ママもネネちゃんも。この世は、辛いことばかり
もう戻らなくていいよね。今ごろは、茶々に会えたかな?

はなちん先生と同じような状況になりつつある今、長い間お外暮らしだった子たちの命が消えていきそうです。後どれぐらいなのか毎日辛いです。乗越えられるかな? せめて、腕の中で旅立たせてあげたいです。 

ネネちゃん、茶々、はなちん先生 から、勇気をもらいました。
ほんとうに、ありがとう。 忘れないよ。

2006-05-23-Tue-18:00
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2006-05-23-Tue-21:45

もう帰ってこなくていいよ・・・

そうですね。
十分生きた子は,
新しい世界で幸せになりますね.

2006-05-23-Tue-23:52
人間の世は

不公平ですよね。誰に出会うか、何処に生まれるかで、人間本人も、猫も犬も、悲惨な目に遭うか、宝物として慈しまれるか、決まるのですものね。せめて、最期に愛する人の腕の中で迎えられたら、やっぱり幸せなネネちんだったと思いたいです。

はなちん先生の悲しみが早く癒えますように、祈っています。

2006-05-24-Wed-20:25
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2006-05-25-Thu-02:39

コメントをくださった皆様、大変暖かいお言葉、ありがとうございました。ネネがこうして少しでも、みんなの心に残ってくれていると思うと、なんだか、あったかい思いがします。インパクトの強い子だった、本当に。だから、いなくなって、突然心臓を銃で撃ち抜かれたように、何が起こったのかわからなくて呆然としているような状態です。寂しさは日々増してきます。でも、新たに現れた子や、世の中の悲惨な猫の事情を思うと、立ち止まってはいられないのです。

2006-06-12-Mon-20:40
初めまして

素敵な素敵なHPですね。
通りすがりの者ですけれど、ありがとう、さようなら・・・の
日記を拝見して、涙が止まらなくなってしまって。。。
「もう帰ってきてはダメだよ」という言葉が印象に残って。
苦労している猫さんをたくさん見ていらっしゃるのでしょうね。
とても重みのある言葉です。本当にそうです。
ネネちゃんさん、はなちんさん、本当にお疲れ様でした。

また、お邪魔させていただきますね。



2006-06-14-Wed-02:55

ももこさん、初めまして。
残された私たちがすべきことは、先に逝った子らに戻って来いって言えるような、優しい社会を作ることなんでしょうね、きっと。そうしたいと日夜努力しても、なんだか、砂浜の砂を拾い集めているようで、切ないです。でも、前に進まねば....
今年は訃報が続きました。それも一番大切に思っていた子らが次々と... 何か意味があるのでしょうか....

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大学で最後に生まれた茶々は、1年間限定の命の蝋燭を燃やし尽くして、旅立ちました。でも、小さな命の悲鳴は、続きます.....

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