とある大学に捨てられた猫たちと、そんな猫たちを見守る日記 ~猫と医学と~命を尊ぶ

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2006-03-18-Sat-02:53
事件やっぱり...


久々登場、ハナちゃん


新入りさちお君、随分と元気になって、たったったーと小走りでご飯を食べに来るようになった。だけど、どうにもさちおって呼びにくい。さっちゃんって女の子みたいだし。さっちーなんて、とんでもない。うーん、何かいい名前ないかなあ、と考えながら、さちお君を撫でていたら、あら、、、、

しっかりと首輪の痕があるじゃないか......

首輪を外されて捨てられたのか、捨てられて彷徨っているうちにはずれたのか....いずれにしても、想像を絶するような困難な目に遭ってきたのは間違いない。お腹が減って減って、食べるものがなくて、寒くて、雨も降って、それでも帰るうちもない....もう倒れる寸前に、ここに辿り着いたんだね。よし、これも猫の神様の計らいなんやろ。まかしとき。

さちおの首輪痕にショックを受けて部屋に戻るとなんだか騒々しい。何があったん?と技師さんに聞いたら、救急に無理心中の患者が搬送されてきたとだという。それも、加害者は母親、被害者は生後半年の子供。なんとも、はや。言葉もない。結局、子供の命は助けられなかった。

緊急時の場合、血液型の確認をする時間が無いときにはO型の赤血球を輸血してもよい。O型の血液の中には、A型やB型に対する抗体があるんだけど、赤血球製剤は抗体の含まれている血漿成分がほとんど取り除かれているから、大丈夫なのだ。なので、カーター君はERで「O型Rhマイナス○△単位!」と叫んでいるのだ。無論、大量に輸血してしまうと本来の血液型が分からなくなるので、輸血前に検査用の血液を採っておかなきゃいけない。これ、基本。しかし、救急医師やコメディカル、かけつけた心臓血管外科の先生などの努力の甲斐なく、救命は叶わなかった。消えた小さな命、どうか、安らかに。
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はなちん

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大学で最後に生まれた茶々は、1年間限定の命の蝋燭を燃やし尽くして、旅立ちました。でも、小さな命の悲鳴は、続きます.....

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